リハビリ通信

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第15回 リハ菜園、さつま芋収穫!!

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気が付けば、ハロウィーンも終わり、もう11月ですね


以前、ブログでもご紹介したリハ菜園のさつま芋

10月下旬、ついに収穫しました!!


さつま芋の成長を楽しみにして下さっていた患者様とご家族の皆様で、長いつるを引っ張りながらの芋掘り

つるが切れたり、掘っても芋がでてこなかったりとハプニングもありましたが、

少ないながらも、何とか芋らしい芋を収穫できました


この日は、一緒にことばのリハビリを行っている患者様も参加

いつもは言葉が思うように話せずもどかしい思いをしている患者様ですが、

この日は、「芋だ!!」「すごい、すごいよ!!」「大きいな やったー!!

と大興奮とともに多くの言葉が聞かれました

やはり、体験すること、感動することは、患者様にとって何よりも素晴らしいことばのリハビリになるのですね

私たちにとっても大変良い経験になりました


掘った芋は、後日、参加して下さった患者様のおやつになりました

「小さい」「繊維が多い」などの意見もありましたが、

「うまいよ~」と涙を流してくださった患者様もいらっしゃいました

やはり、自分たちで育てて収穫したさつま芋の味は格別ですね


秋を大満喫できた芋掘りとなりました

芋掘りに参加して下さった患者様、ご家族の皆様、ご協力ありがとうございました


まだまだリハ菜園には、ニンジンがすくすくと成長中です

是非、お散歩の途中に見てくださいね


来年は、新病院でも芋掘りができるかな!?

楽しみにしていてください


今回はここまでとさせていただきます

次回更新は12月1日(土)を予定しています

第14回 「秋の風を感じる今日この頃…の巻」

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急に涼しくなってすっかり秋らしくなりました

着る物や寝るときの掛物に少し悩んだりしますね(・・?


この頃は、特にお散歩も気持ちいいですね

患者さんとお散歩をしていると、キンモクセイの花の香りがふんわりとただよってきて、

「どこに木があるのかなぁ」と探したりしています(*^_^*)


私たちは患者さんとお散歩へ行くことがありますが、その目的はたくさんあります

もちろん屋外の歩行訓練としていくことは多いです

病院のような広くて平らで、床の材質も同じところを歩くことは普段の生活ではほとんどないことなので、

デコボコした地面や、車が来たり子供が歩いていたりする道路を歩くことで、

退院してからの生活に自然に馴染めるようにするこも目的の一つです


車椅子に乗った患者さんと外へ散歩に行くこともあります

入院中は空調設備の整った環境で季節の移り変わりを感じることも少ないです

また、日付や曜日の感覚もあいまいになりがちです

外へ行くと、「こんなに外は空気が冷たくなっている

柿の木に実がなっている」、などなど感じていただくこともできます

リハビリ室では見ることが出来なかった笑顔やポツリと本音をお話しして下さることもあります


葉を見るだけで何の野菜かわかったり、「何の苗だろう?」とスタッフを悩ませていた苗を、

農家で育ったという患者さんが見たとたんに何の苗か教えて下さったりすることもあります

小さなリハ菜園も患者さんとのコミュニケーションに大きな役割を果たしてくれています


というわけで、私たちが行っているリハビリテーションはリハビリ室や病室だけでなく、

病棟の廊下や階段、屋外や在宅、その他様々な場所を使用し目的も方法も人それぞれ、

その人らしさ” を大切にするお手伝いをしています

そして私たちも様々な経験をご一緒させていただくことで日々成長させていただいています

とっても感謝しています


今回はここまでとさせていただきます

次回の更新は11月15日(木)を予定しています

第13回 「スポーツの秋!冬に備えてストレッチングの巻」

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こんにちは!!

いや~秋ですね

リハビリ室から見える柿の木もたわわに実をつけています


暑さも緩み、芸術の秋・スポーツの秋・食欲の秋などなど

何をするにも良い気候です


というわけで、活動報告(*^^)v

リハビリ科の勉強会にてIDストレッチングをみんなで学習しました

IDストレッチングとは…(?_?)

一つ一つの筋を個別的にストレッチングし、筋の伸張性・柔軟性を高めることにより、

筋が関与する関節可動域と巧緻性の改善を目的としていることから、

IDストレッチング(Individual muscle stretching:個別的筋伸張法)

と名づけたそうです。 細かい話はさておき、ストレッチングは当院のリハビリテーションにおいても

用いられる頻度が高く、みんな真剣な表情で勉強会に臨んでいました(写真左)


ではここで、自分で出来るセルフストレッチングをひとつ

写真中央のように右手を腰にまわし、左手を頭の右側へ置きます


次に写真右のように矢印の方向へ、左手で首を左側に倒します

  この時身体は動かさずに、筋が伸びているのを感じながら10秒間保ちます


③これを左右とも行います

  1回につき10秒間を目安とし、1回で効果がない時にはストレッチングの回数を増やしておこなってください

  
 注意:体調が悪い、痛みや苦痛症状、整形外科疾患(関節障害・骨折・捻挫・筋断裂・腰痛症などの急性期)

     がある方はおやめ下さい。


これから寒くなってくると、身体が硬くなりがちですよね~

特に肩コリのある人はぜひやってみてください(^O^)/


今回はここまでとさせていだたきます

今後もみなさまに役立つ情報を発信していきますのでお楽しみに~

次回更新は11月1日(木)を予定しています 

第12回 肥満の予防に!

前回の“スロー筋トレ”はいかがだったでしょうか!?

実践してみましたか??

これからもみなさまの役に立つ訓練方法をご紹介していきますのでお楽しみに


さて今回は「肥満の予防」について、リハビリの観点から少し触れてみたいと思います。

今日からすぐに出来る予防法もお話しします。


一般的に肥満というと、「体重が増える」、「お腹が出てきてしまういわゆる”メタボ”」

といった外見の変化をイメージされると思います。

では身体の中ではどのような変化が起こっているのか考えたことはありますか!?


肥満により内臓脂肪が増えていきます。

それに伴い基礎代謝量が低下し、結果として糖尿病・高血圧症といった生活習慣病にまで発展してしまいます。

人間は年齢を重ねていくと若いころに比べてどうしても活動量が少なくなってしまうため、

自然と基礎代謝量は低下してしまいます。

そこに肥満という要素が加わることで更なる悪循環が生じてしまい、

生活習慣病のリスクを高めてしまうのです。。。


肥満でない人と肥満の人の疾患別リスクを比較すると、

なんと糖尿病は5倍高血圧症は3倍のリスクがあるといわれています。これは大変


肥満の予防、対策として重要なのは、

こういった現状、ご自身の身体の状態をしっかりと理解する
      

危機感、恐怖感を持つ
      
食事・運動を大切にする

ことを私たちは強調したいと思います!!


食事に関しては、やはり和食が一番低カロリーで身体に最適とされています。

洋食はどうしても味が濃くなりがちで、カロリーが高いものが多くなってしまいます。

また和食でも、揚げ物はなるべく避けた方がいいといわれています。

そして大事なのは、よく噛むことです。

飲み込む前に「あと回」噛んでから飲み込むようにしましょう。

多く噛むことで満腹中枢が刺激され、過食を防ぐことが出来ます。


併せて飲み物に関しては、「お茶・お水」を勧めます。

ジュースや炭酸飲料などには大量の糖分が含まれており、脂肪の増加や糖尿病の要因になってしまいます。

糖分カットと書かれている製品であっても、スティックシュガー1~2本分の糖分が入っているものも多くあります。

飲みたい気持ちを少し我慢して、お茶・お水を取るようにしてみてください。


そしてやはり大事なのは運動

運動は残念ながらどうしても避けてしまう傾向にあります。…

最適なのはウォーキングが一番ですが、「わかっているのだけど…」といわれる方も多いと思います。

そういう方は、「スロー筋トレ」を今すぐ実践してみましょう

運動量はあまり多くはありませんが、”運動する習慣”がとっても大切です。

これを機会に、運動する習慣をみなさん作っていきましょう。


今回はここまでとさせていただきます。

次回更新は10月15日(月)を予定しています

第11回 スロー筋トレについて

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さて今回は、前回告知した“スロー筋トレ“についてです

「ゆる~い感じの筋トレ」…ではなく、

「呼吸を意識してゆっくりとした動作で行う筋トレのことです

どこの筋肉を鍛えるかによって方法は違いますが、今回は「立つ・歩く・階段の昇り降りをする」

動作に欠かせない、太ももの筋肉を鍛える方法をご紹介します

ずばりみなさん誰でも経験したことがあるであろう「スクワット」です

ではやり方を説明します


①写真左

スタートの姿勢がとても重要です

・足は肩幅程度に開く

・つま先は30°程外側に開く

・視線は正面上あたり

・両手は自分の腰あたり

この姿勢から運動が始まります


②写真中央

①の姿勢からゆっくりと立ち上がります

声に出して「1,2,3,4」とゆっくり数えるのに合わせて、徐々に膝を伸ばしていきます

このとき、膝は完全に伸ばしきらないのがポイント

CHECK!:息を止めながら行うと、血圧上昇や余計な力が入ってしまいます

      でも数を数えながらやることで、息がとまる心配はありません


③写真右

②の位置から、声に出して「5,6,7,8」とゆっくり数えながらしゃがんでいきます

洋式トイレに座るつもりでしゃがんでいきましょう。

ただし!ここで座ってはいけません 空気椅子状態にします

この姿勢から再び②の立ち上がり動作に戻ります


ここからは②←→③の繰り返しで、これを10回行います

運動がキツイ場合は、しゃがみこむ角度を浅くして行って下さい

まだ運動時に膝や腰に痛みがある方はくれぐれも無理をせずにお願いします

以上、手軽にできる「スロー筋トレ」の一つ、スクワットをご紹介しました

たかがスクワット、されどスクワット、毎日続けることで太ももが引き締まり、

立ち上がりや歩行に必要な筋力がみるみる身についていきます

また美脚効果にもとっても効果があります

みなさん是非実施してみてくださいね(^O^)/


ここで一つお知らせがあります

先日私たちに新しいスタッフが加わりました

リハビリ助手として早くも私たちには欠かせない存在になっています

皆さまよろしくお願いします


今回はここまでとさせていただきます

次回更新は10月1日(月)を予定しています

第10回 リハビリ科勉強会

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今回でめでたく10回目のブログとなります

最近は患者様やご家族の方から、「ブログ見ていますよ」

「毎回楽しみにしていますよ」と声をかけられることも多く、とてもうれしい限りです

これからもよろしくお願いします


さて、今回は先日私たちリハビリ科で行った勉強会の様子をお届けします

個人で学習することはもちろんですが、集団学習を行うことでより一層知識を深めています

私たちは定期的に勉強会を開き、チーム全体のスキルアップを図っています


今回の勉強会のテーマは「スロー筋トレ」

読んで字のごとく、”スロー(ゆっくりと)で筋力トレーニングをする“ことを意味しています

講習会に参加してきた理学療法士のT氏が先頭に立って、熱い指導を行ってくれました

写真のとおり、指導を受けているスタッフも実際に“スロー筋トレ“を行っています

このスロー筋トレは、時間も道具もいらず、誰でもすぐにトレーニングが行えます

身体を引き締めるのにもとても効果的なんですよ


詳しいトレーニング方法は、次回のブログでお伝えしたいと思います

皆さまお楽しみに


…最近度々登場しているT氏、今回の表情はいかがだったでしょうか??


今回はここまでとさせていただきます

次回更新は9月15日(土)を予定しています

第9回 リハ菜園

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今回は番外編です

私たちが毎日育てている“リハ菜園“ の様子をお届けします

じつは、野菜の育て方が分からない私たち

患者様に水かけをお願いしたり、患者様のご家族からアドバイスをいただいたりして、

野菜と一緒にスタッフも成長中です

みなさん、いつもアドバイスありがとうございます<(_ _)>


写真左から。以前紹介した際には(第5回参照)植えたばかりで何にもなかったのですが、

ご覧のとおりこんなに成長しました(*^^)v

人の背を超えるほどに伸びたヒマワリ、そして足元には地中に潜って成長を続けるさつまいもが植えてあります。

これからまだまだ成長するでしょうから、楽しみですね

しかしモデルの表情はいつも硬いですね…(;一_一)


写真中央。以前はまだ緑色だった唐辛子も、ご覧のとおりに真っ赤な色に染まりました

この唐辛子、患者様からの人気も高く、「いただけませんか?」と言われることも珍しくはありません


写真右。もう収穫の時期に差し掛かっているゴーヤです

フェンスに向かってツルが伸びていき、見る見るうちに身を付けてここまで成長しました

まだまだ小さな実も多く、こちらもこれからの成長が楽しみです

この他にも、じゃがいもがすくすくと成長しています


ブログを読まれている方に、先着順で野菜をプレゼントしたいと思います

「ブログを読みました」とスタッフにお声かけ下さい

(※売り切れの場合はご了承ください)

これからもリハ菜園から目が離せませんね(^O^)/


今回はここまでとさせていただきます。

次回更新は、9月1日(土)を予定しています。

第8回 言語聴覚療法紹介

 こんにちは、リハビリテーション科です。

今回のブログは、言語聴覚士が担当させていただきます。


言語聴覚療法?言語聴覚士?? と疑問に思った方が多いのでは!


 以前は言語療法士やスピーチセラピストなどと呼ばれていましたが、

1997年に法制化され言語聴覚士という国家資格になりました。

英語では、Speech-Language-Hearing Therapist といいます。

医療現場では、"ST"とも呼ばれています(*^_^*)


どんなリハビリをするの??


 言語聴覚療法という言葉の通り、病気や事故などが原因で、"話すこと"、

"聞くこと"、"食べること"などが不自由になってしまった方々に対して、

自分らしい生活を送れるように支援するのが仕事です。


 柏光陽病院では、言語聴覚士は私一人で担当しています。

訓練は言語療法室を中心に、病室などでも行っています。

個室でのリハビリは心配(>_<)…という方も一度ご相談下さい☆彡


 最近では、NHKのドラマ「初恋」の主人公が言語聴覚士という設定でしたが、ご覧になりましたか??

7月で終わってしまいましたが、再放送の予定もあるようですので、是非見て下さいね(^O^)/


 今回はここまでとさせていただきます。

次回更新は、8月15日(水)を予定しています。

第7回 作業療法紹介②

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こんにちは、リハビリテーション科です。

リハビリブログ作業療法シリーズ第二弾は、

生活を助ける福祉用具についてです(^O^)/


リハビリというと、「身体を治す・鍛える」というイメージがあると思いますが、

実はそれだけではありません。 “生活の質”を向上させるためには、生活環境を整えたり、

普段何となく使っている日用品を工夫したりすることも重要となってきます。


今回は、ほんの一例ですが、”食事で使う自助具”を紹介したいと思います。

自助具って…(-"-)???

漢字をみてわかるように「自分を助ける道具」の事をいいます。

不自由のある方が日常生活の中で困っている事や出来ない事、

人に頼っている事を自分自身で行えるように工夫して作られた器具や道具の事をいいます。


写真1はお箸です。 指を添えるところがあり持ちやすく、箸先をそろえることはできるが開閉が難しい方に役立ちます。

小さい大豆もつまみやすいですよ(^_-)-☆


写真2はスプーンですが、柄の部分が熱湯で変形する素材で、自由に曲げることが出来ます。

使う方の手の形にあわせられるため握力が弱い方でも使用できます。


今回は食事で使用する自助具を紹介しましたが、その他に入浴やトイレに関する物、

身だしなみ、家事、コミュニケーションなどあらゆる日常生活の動作に関する自助具があります。

私たち作業療法士は、不自由な生活をされている方が快適な生活を送れるようその方にあった自助具を提案していきます。


おまけ

リハ菜園に植えた野菜たちもだいぶ大きくなりました。

今はゴーヤの花が元気に咲いています(^^♪

収穫の時期が楽しみですね!!(*^_^*)


今回はここまでとさせていただきます。

次回更新は、8月1日(水)を予定しています。

第6回 作業療法紹介①

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こんにちは、リハビリテーション科です。

今回のブログは作業療法士が担当させて頂きます。

”ん? 作業療法士って…なに???”

「リハビリテーション」は知っていても、「作業療法」という言葉はあまり聞き慣れない方も多いかと思います。

そこで今回は、作業療法(士)について紹介させて頂きます(^^♪


作業療法は、英語でOccupational Therapy. 略して「OT」と呼ぶ人もいます。


1917年にアメリカ人建築士のジョージ・バートン(George E.Barton)という人が作業療法士協会を創立し誕生しました。

彼自身、足首の切断や左半身の麻痺といったハンディキャップがありましたが、医学を独学し、

自ら療養所の近くに2階建ての家を買い取り、そこで作業しながら心身ともに急速な回復をしたという経験があります。

そして講演活動などをするうちに医師たちが彼に患者をあずけるようになったそうですφ(..)フムフム


日本では1965年に法制化され、国家資格となりました。

現在、柏光陽病院では3名の作業療法士が勤務しております。


”いったいどんなリハビリをするの?”

作業療法の「作業」のもつ意味は、単に手芸や工芸をするだけではありません。

作業療法では、対象となる方の身体機能だけではなく、精神機能面や周囲の環境にも目を向け、

日常生活や社会参加も含めた総合的なアプローチをしていきます。

まだまだ歴史の浅い分野ですが、最近ではプロスポーツ選手が指先の感覚を鍛えるためにピアノを取り入れたり、

オフシーズンに陶芸をして、ろくろを回しながらメンタルトレーニングをするという場面も見られるようになりました。


今回のブログ…少し長くなってしまいましたか!?(;一_一)

この機会に少しでも作業療法について知ってもらえたら嬉しいです<(_ _)>

今回はここまでとさせていただきます。

今後もいろいろと紹介させて頂きますので、よろしくお願いします☆彡

次回更新は、7月17日(火)を予定しています。