こんにちは、リハビリテーション科です。
今回で理学療法の紹介は最後となります。
3回目となる今回は、物理療法についてお話ししたいと思います。
物理療法とは、電気刺激・マッサージ・温熱などの刺激を身体にあたえて血行を改善し、痛みやこりを軽減させる治療です。
いくつかご紹介します。
温熱刺激としては、ホットパック(皮膚表面からじんわり温まり気持ちいい~!)、
ホットマグナー(ホットパックにぶるぶるマッサージ機能が付いていて、温熱・振動がダブルで気持ちいい~!)があり、
これらは身体の表面から熱を加えて温めます。
これに対してマイクロウェーブは、電子レンジと同じ原理で、マイクロ波を照射することで身体の中で熱を発生させて温めるため、
身体の中から温まるという感じで治療後も温かさが持続します。
電気刺激としては、干渉波治療器があり、電気刺激により痛みを伝える神経の興奮を抑える作用があります。
温熱、電気刺激どちらでもない力学的エネルギーを利用した治療機器として、牽引治療があります。
首や腰を、機械を利用してゆっくりと引っ張る(牽引する)ものです。
「ゆっくりと引っ張り、ゆっくりとゆるめる」という連続した刺激により、頸椎や腰椎周辺の筋肉に「伸ばす~ゆるむ」という刺激が加わり、血行を良くするマッサージ効果があります。
これらの専用の機械や器具などを医師の指示のもと、患者様の症状などに合わせて行っております。
痛みに悩んでいる方は、気軽に我々理学療法士にご相談下さい。
さて、ここからはおまけのコーナーになります。
私たちリハビリテーション科では、園芸療法として毎年リハ菜園に様々な植物や野菜などを栽培しています。
患者様が外の空気や植物に触れることは、身体を動かすだけではなく、気分転換にもなっているようです。
また患者様のなかには園芸、農作業の経験者も多く、逆に私たちがいろいろと教えられています。
先日、スタッフ全員で今年分の野菜の苗を植えました。
トウガラシ、ゴーヤ、じゃがいも、さつまいもなどの苗を植えましたので、これからスタッフで協力して育てていきます。
このブログの中でも成長の様子を写真で紹介していきますので、お楽しみに!
今回はここまでとさせていただきます。
次回更新は、7月2日(月)を予定しています。